【子育ての悩み】子供の「嘘」は自分を守るための盾。いじめ・トラウマと向き合い、親子の信頼を再構築する5つのステップ

【子育ての悩み】子供の「嘘」は自分を守るための盾。いじめ・トラウマと向き合い、親子の信頼を再構築する5つのステップ

はじめに

「何度言っても、子供が約束を守らない」 「問い詰めると、すぐに嘘をつく」

思春期のお子さんを持つ親御さんなら、一度はこんな悩みに直面したことがあるのではないでしょうか。 小さな嘘や約束破りが続くと、親としても「なぜ?」「どうして信じてくれないの?」と、イライラや悲しみが募るものです。

現在、我が家でも次男と度重なる話し合いを続けています。 その中で見えてきたのは、「嘘」は単なる悪意ではなく、子供が自分自身を守ろうとする必死の「防衛反応」であるという事実でした。

今回は、私自身の体験(シングルマザーとしての葛藤、更年期と反抗期の衝突)を交えながら、子供の不可解な行動の裏にある心理と、そこから親子でどう前に進んでいくべきか、そのヒントをお伝えします。

1. 子供が「嘘」をつく本当の理由

次男との対話で気づいたのは、彼がつく嘘や約束破りの背景には、過去の「トラウマ」が色濃く残っているということでした。

心を守るための「防衛反応」

大人はつい「嘘=悪いこと」と断罪してしまいますが、心理学的な視点で見ると、子供の嘘は「自分を守るための鎧(よろい)」であることが多いのです。

  • 怒られるのが怖い
  • 自分の本当の気持ちを否定されたくない
  • 過去に傷ついた記憶がフラッシュバックする

これらが複雑に絡み合い、「正直に話す」ことよりも「嘘をついてその場を回避する」ことを無意識に選択させてしまいます。次男の場合、その大きなきっかけは「学校でのいじめ」でした。

いじめが奪う「表現の自由」

先日放映されていたドラマ『いいこと悪いこと』でも描かれていましたが、いじめは被害者の心に強烈なブレーキをかけます。

  • 今まで自由に感じていたことを制限してしまう
  • 言葉に詰まり、どう表現していいかわからなくなる
  • 結果、誤解を招くような態度をとってしまう

「これを言ったらまた攻撃されるかもしれない」という恐怖が、正直なコミュニケーションを阻害してしまうのです。

2. 家庭環境の影響:「更年期」vs「思春期」のバトル

子供の心に影を落とすのは、学校の問題だけではありません。私はここで、自戒を込めて家庭内の環境についても触れなければなりません。

次男は私にこう言いました。 「お母さんとお兄ちゃんの喧嘩が、すごく怖かった」

余裕のなさが生んだ衝突

私は夫と死別し、15年間必死に一人で息子たちを育ててきました。 生きるのに精一杯で、自分に嘘をついたり、誰かに頼ったりする余裕なんてありませんでした。常に「あるがまま、心むき出し」の荒治療で生きてきた自負があります。

しかし、その必死な時期が、ちょうど私の**「更年期」と息子たちの「思春期」**がぶつかるタイミングと重なってしまったのです。

  • 母親(私): ホルモンバランスの乱れ、将来への不安、一人親のプレッシャー
  • 息子(長男・次男): 第二次性徴、受験、学校での人間関係

この「更年期×思春期」のバトルは、家庭内を戦場に変えていました。 私が必死であればあるほど、視野は狭くなり、一つ一つの出来事に過剰に反応し、結果として子供たちを振り回してしまっていたのです。

3. 親ができること:まずは自分自身を整える

「家族に対してカウンセリングを行うのは難しい」 これは心理療法の定説ですが、本当にその通りだと痛感します。距離が近すぎて、客観的になれないからです。

では、親はどうすればいいのでしょうか? 答えはシンプルですが、奥深いものです。**「親自身が、自分の課題として受け止め、前に進むこと」**です。

「鏡の法則」を活用する

「自分の内側が外の世界に現れる」という法則があります。 子供が不安定な時、親自身の心も乱れていることが多いのです。だからこそ、子供を変えようとする前に、自分の心を整える必要があります。

私が「荒治療」の中で学んだマインドセットは、以下のようなものです。

自分を信じる ➡ 他人を信じられるようになる
自分を尊重する ➡ 子供を一人の人間として尊重できる
自分に嘘をつかない ➡ 自信が生まれ、それに見合った信頼関係が築ける

  1. 親が自分自身を大切にし、自分に嘘をつかずに生きている姿を見せること。それが結果として、子供に「安心感」を与え、鎧を脱がせることにつながります。

4. 今すぐできる具体的アクションプラン

現在、我が家は受験シーズン真っ只中。ピリピリとした空気が流れていますが、私はこれを「膿(う)み出しの時期」だと捉えています。 状況を改善するために、私が実践しようとしているアクションプランをご紹介します。

① タイミングを見極める

子供がプレッシャーを感じている時(受験前など)に、深い話をしてはいけません。余計に心を閉ざしてしまいます。 「重要な話は、心と体に余裕がある時に」が鉄則です。

② 「美味しいご飯」の力を借りる

食事は、生存本能としての「安心」に直結します。 殺伐としたリビングで話し合うのではなく、受験が落ち着いたら、美味しいご飯をゆっくり食べながら話をしようと決めています。 「あなたを責めるための話し合いではない」というメッセージを、食卓の雰囲気で作るのです。

③ プロの手を借りる(ショートカット)

私自身、クライアントさんと接していて感じますが、カウンセリングやセラピーを取り入れると、問題解決までの時間を大幅に短縮(ショートカット)できます。

親子だけで解決しようとすると、どうしても感情が邪魔をします。 「子供の問題」と思わず、「自分の心のメンテナンス」として、親がまずカウンセリングを受けてみるのも非常に有効な手段です。


まとめ:挫折と葛藤は「宝」になる

次男がいじめや家庭内の恐怖を言葉にしてくれたこと。それは、彼が今、自分と向き合おうとしている証拠です。

やられた傷は心に残ります。 けれど、それをトラウマとして抱えて生きるのか、糧にして前に進むのかは、これからの関わり方次第で変わります。

私自身、夫との死別という壮絶な経験を経て、心が育ちました。 「思うようにならない経験」や「挫折」は、長い目で見れば必ず人生の宝になります。

今、お子さんの嘘や反抗に悩んでいる親御さん。 それは、お子さんが「自分を守ろうとしているサイン」であり、同時に親である私たちが「自分の生き方を見直すチャンス」でもあります。

焦らず、まずは親である私たちが深呼吸をして。 美味しいご飯を食べられる日を楽しみに、今の「膿み出し期間」をどっしりと受け止めていきましょう。

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