死別という深い喪失を経験した後、周囲から「これから何をしたいの?」「前を向いて」と言われることがあります。でも、そんな言葉ほど残酷で難しいものはありません。
私自身、配偶者を亡くした直後は、息をすることさえ苦痛な日々を過ごしていました。「やりたいこと」どころか、「生きたい」とすら思えなかった。
しかし今、私は少しずつ前を向いて歩けるようになりました。
この記事では、暗闇の中にいた私がどうやって一歩ずつ進めるようになったのか、その具体的な「行動のヒント」をお伝えします。同じように苦しんでいる方の、小さな支えになれば幸いです。
死別直後の私:悲しみと怒りのループ
すべてが辛かった日々
死別直後、私にとって「やりたいこと」なんて一つもありませんでした。
- 朝が来るのが辛い
- 息をすることが苦痛
- 毎日がただ重い
生きること自体が苦行のような感覚でした。
子どもの笑顔と、襲ってくる怒り
ただ、目の前で笑う子どもたちの姿に、一瞬だけ心が和らぐ瞬間がありました。かわいい盛りの子どもたちが笑顔を向けてくれるたび、ふと自分も笑顔になれる。
でもその直後、猛烈な怒りと後悔が襲ってきます。
「なんでこんなかわいい子たちを置いて、あの人は逝ってしまったの?」
その感情の波に飲み込まれては、また深い悲しみに沈む。この繰り返しでした。
小さな希望の種
しかし今思えば、その「一瞬の笑顔」の心地よさこそが、私に小さな希望を与えてくれたのです。
「こんなに辛いままの人生は嫌だ」
「このままじゃいけない」
その思いが、私を動かす最初の一歩になりました。小さすぎて気づかないほどの変化でしたが、確かにそこに種は蒔かれていたのです。
「やりたいこと」が見つからない時の処方箋
無理に「やりたいこと」を探さなくていい
もし今、あなたが「やりたいことがわからない」と立ち止まっているなら、無理に見つける必要はありません。
死別という大きな喪失の後、前向きな目標を持てないのは当然のことです。自分を責める必要は全くありません。
「嫌なこと」を一つずつ潰していく
私が実践したのは、「今の生活で嫌なこと」を一つずつ潰していくという方法でした。
当初の私の行動は、すべて不安の払しょくと、嫌なことをつぶすための日々。それで良かったんです。
具体的に潰した「嫌なこと」
- 経済的な不安 → 就職相談に行く、手当の情報を集める
- 孤独で不安な夜 → 信頼できる人に連絡する時間を作る
- 散らかった部屋 → 1日1か所だけ片付ける
- 将来への漠然とした恐怖 → ノートに書き出してみる
一つ一つは本当に小さなことです。でも、この「嫌なこと」を解消していく先に、いつの間にか以前より快適な生活が待っていました。
変わらないのは「行動していない」から
もし何も変わらないと感じているなら、それは嫌なことを嫌なままにしているからかもしれません。
「夫さえ生きていてくれたら、私の人生こんなに不幸じゃなかった」
その気持ちは痛いほどわかります。でも、そう思っているだけでは何も変わりません。
現状に文句を言うだけではなく、具体的に動くこと。それが「もし〜だったら」という思考のループから抜け出す唯一の方法でした。
行動を起こすための3つのステップ
ステップ1:書き出す・話す
行動の第一歩は、書き出すこと、誰かに話すことです。
- ノートに今の気持ちを書く
- 信頼できる友人に電話する
- SNSやブログに思いを綴る
声に出す、文字にする。それだけでも立派な「行動」です。心の中にあるものを外に出すだけで、少し軽くなることがあります。
ステップ2:目的を明確にする
行動を起こすときは、小さくてもいいので**「目的」を言葉にしてみてください。**
勇気がいるかもしれませんが、この意識が重要です。
「私は〇〇のために、この行動をする」
例えば:
- 「子どもたちの笑顔を増やすために、今日は公園に行く」
- 「経済的な不安をなくすために、就職相談に行く」
- 「幸せになるために、この人に相談する」
嫌なことをなくすというのは、究極的には**「幸せになるため」**です。それを具体的にしていけば、一つ一つの行動に意味が出てきて、人生は確実に動き出します。
ステップ3:即行動・もしくは宣言する
私の転機:突撃訪問からの出会い
私の場合は、仕事をするために動いた結果、人生の師ともいえる相談員さんに出会いました。
当時、仕事のない自分が究極にストレスで、ひとり親の就職相談をネットで検索。ヒットした場所に連絡もせず突撃訪問をしたんです。
そこで出会った相談員さんを見て、初めて思いました。
「私もこの人みたいになりたい!」
これが私にとって初めての「やりたいこと」でした。ピンときたら即行動。この体験から、直感の大切さを身をもって知りました。
行動できないときは「宣言」でOK
ただ、いつも即行動できるわけではありません。
そんなときは:
- 「宣言する」 → 「来週の月曜日に電話する」と決める
- 実行日を具体的に決める → カレンダーに書き込む
- 誰かに伝える → 友人やSNSで宣言する
その日になったら、言い訳せず確実に行動すること。
この小さな自分との約束が、必ずあなたの軸を育てます。約束を守るたびに、自分への信頼が少しずつ積み重なっていくのです。
それでも見つからないときは
今やっていることが「やりたいこと」かもしれない
どうしても変わらない場合、どうしても見つからない場合は、もしかしたら今やっていることが、実は自分のやりたいことなのかもしれません。
例えば:
- 子どもと過ごす時間
- 日々の家事を丁寧にこなすこと
- 静かに本を読む時間
それらに抗う方が苦しいのであれば、今の状態を受け入れる勇気も必要です。
受け入れることも一つの「勇気」
無理に変わろうとしなくてもいい。今のままでいい。
そう思えることも、一つの答えです。
「何のために、どうしたい?」
この問いに対して、やりたいという気持ちがマックスのときに、それを実現できていたら、こんな幸せなことはありません。
一歩ずつ、あなたのペースで
すぐに答えは出ない
死別してすぐに「やりたいこと」が見つかるとは限りません。見つけられるかどうかもわかりません。
でも、一歩一歩でいいから少しでも歩んでいけば、必ず何かが見つかると私は信じています。
今日の一歩を認めてあげて
- 今日、誰かに相談できた
- 今日、嫌なことを一つ書き出せた
- 今日、5分だけ部屋を片付けた
どんなに小さくても、それは確実な一歩です。
その積み重ねの先に、あなたの答えは必ず待っています。
まとめ:嫌なことを減らすことは、幸せに近づくこと
死別後、「やりたいこと」が見つからないのは当然です。無理に探す必要はありません。
まずは:
- 嫌なことを書き出す
- 一つずつ潰すために行動する
- 目的を言葉にする
- 小さな約束を守る
この繰り返しが、いつか「やりたいこと」へとつながります。
嫌なことを一つ減らすことは、幸せに一歩近づくこと。
今日できる小さな行動から、始めてみませんか。
あなたのペースで、あなたらしく。
一歩ずつ、一緒に歩いていきましょう。
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